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favorite アニメ『涼宮ハルヒの消失』(劇場版) [favorite アニメ]

 寒くなってきたので、冬っぽいアニメを紹介します。といっても今回はアニメ映画『涼宮ハルヒの消失』です。
 あえてテレビ放送された「涼宮ハルヒの憂鬱」ではなく劇場版です。テレビ版も好きですし原作も全て持っていますが、筆者としては消失が大好きすぎるからです。劇場で二回見ましたし、初めて買ったDVDがこの消失です。ミュージックビデオとか含めて。しかも、買ってから毎冬見ています。毎冬なのは、物語の季節が冬だからです。

 消失の紹介の前に、以下でその前日談となるテレビアニメの「涼宮ハルヒの憂鬱」を紹介します。

「ただの人間には興味はありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」、というとんでもないことを高校入学早々言い放った涼宮ハルヒ。しかし、いつの間にか主人公の日常は超常に変わっていくのであった、、、的な話です。
 あと、テレビアニメを見る場合は2期を時系列順に見ることをお勧めします。あ、特にこだわりがなければエンドレスエイトはⅠからⅦまで飛ばして、Ⅷだけを見たほうがいいと思います(笑)


 はっきり言ってアニメ版を見ていないと消失のストーリーには付いていけないです。時間短縮するのであれば憂鬱全部と笹の葉ラプソディを見ればギリギリ付いていけると思います。

 以下、若干のネタバレを含む消失のストーリーです。
 ある日、ヒロインのハルヒがどこかへ消えてしまい、他にもいろいろと世界がおかしくなります。果たして、主人公のキョンはこれまでの日常を取り戻すことが出来るのか?、、、的なストーリーです。


 消失の中で好きなシーンはいくつかありますが、一つ目は主人公のキョンと、ある女性キャラが夜の公園で話しをするシーンです。しかも後から小説を読み返すと、そのシーンで女性キャラが言うセリフの一部は原作にはなく、劇場版制作時のアレンジだと分かって衝撃でした。「昔のことを懐かしく思う日がきます」的なことを言うのですが、そのシーンが切なくて好きです。夜空もかなり綺麗でした。

 また、終盤に病室で長門有希とキョンが話をするシーンも劇場版では病院の屋上に変わっていまして、いい意味で全く別のシーンになっていました。あの辺のアレンジはセンスを感じます。1期のopに若干それを匂わせるアニメーションが組み込まれているので結構前から構想はあったんですかね?それを言ったら、ハルヒがピアノを弾くシーンはアニメでも原作でもopの中だけにしか存在しないんですけどね。


 筆者がこのアニメを毎冬見ている理由は、本作を見ることで確認したいことがあるからです。ストーリーの本筋に関わるので深いことは言えませんが、今の現実は自分自身が選んだ結果辿り着いたものであるということです。当たり前のことに思えるかもしれませんが、日常生活を送っている上で忘れてしまいがちなことだと思います。どんなに今の現実に対して不平不満があろうと、それは自分自身が選んだ結果だということです。例え選択肢がどんなに限られていようとも。
 また、自分でこれからの未来を選ぶことも出来るので、未来の自分に対して責任を負うのは現在の自分自身である、というようなことを再確認しています。たぶん、作者としてはその部分を強調しようとはしていなかったと思いますけどね。

 キャラの作画は時代を感じますが、全体的には綺麗な作画で劇場版としては成功したアニメだと思います。


『涼宮ハルヒの消失』
2010秋アニメーション映画
ジャンル: 非日常系学園ストーリー

□評価  総合 90点

 以下、5点満点

物語: 4.8
 本筋は原作に忠実ながらも京アニのアレンジが神がかっている。

作画: 4.4
 夜の公園のシーンの夜空や、雪が降るシーンはグッド。

キャラ: 4.8

音楽: 4.7

声優: 4.8

☆原作からのアレンジ: 5


あくまで個人的な評価です!!




タグ:ハルヒ 消失
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