favorite アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』(1期)

　なんとか10月になる前に書けました。今回は紹介するのは『PSYCHO-PASS　サイコパス』の1期です。これは10月になる前に書きたかったんですよね～。というのも、10月から2期が始まってしまうからです。また、1期の新編集版の放映も終わったのでタイムリーだからというのもあります。

　『PSYCHO-PASS　サイコパス』は基本的にはSFアクションです。しかし、筆者が感じた主題は「真の正義とは何か？真の悪とは何か？」や「人間が有るべき姿とはどのようなものか？」、「公平・公正であるとは一体どういうことだろうか？」とかそんなことです。
　これから見る方はそういうことを気にしながら見ると面白いと思います。1期を見て新編集版も見たので、そういうところをより考えながら視聴出来たというのもあると思います。

　では改めてストーリーです。本当に端的にいってしまえば、刑事が犯人を捕まえるSFアクションです。ここで最初にタイトルになっている“サイコパス”という用語の説明をします。この場合のサイコパスとは、人間の精神状態や人格、犯罪性向等全般を言います。主に数値や色で表され、サイコパスの数値が～とか、サイコパス色相は～などと言ったりします。サイコパスの数値が悪ければ、犯罪を犯す可能性が高い人間と判断され、逮捕されたり、場合によってはその場で処分されたりもします。こわっ！
　物語は、そんな人間のサイコパスを機械で簡単に読み取れるようになった近未来の話です。まぁ、この辺は視聴しながらなんとなく理解してもらえればいいと思います。

　どこまで書いたほうがいいのかな～。スポットを当てるキャラによって主に二つの見方が出来ると思います。　一つ目は、新米刑事でヒロインの常森朱(つねもりあかね)の奮闘劇という見方。もう一つは、正義を貫こうとする狡噛慎也(こうがみしんや)のストイックな闘いを描いているとする見方かな～。
　あとは前述したとおり「正義と悪とは？」とか「人間の有るべき姿とは？」とかの問題提起としての側面もあります。

　ちなみに『PSYCHO-PASS　サイコパス』は1期と、それを再編集した新編集版があります。新編集版は大筋のストーリーは変わりませんが、一部のシーンをカットしたり追加したりしています。ですが、正直どこがカットされてどこが追加されたのかいまいち分かりませんでした。
　まぁ、たぶん冒頭部に追加シーンが来たりしているような気がしました。間違ってたらすいません。あ、王陵璃華子(おうりょう りかこ)のセクシーシーンがカットされてたのは残念でした。(笑)

　そういえば主題歌も力が入ってましたね～。1期前半のopにロックバンドの「凛として時雨」を起用していました。edは1期の前半と後半の二曲とも「EGOIST」が担当です。
　EGOIST好きなんだよな～ギルティクラウンというアニメの主題歌も歌っています。

　そういえば声優陣も花澤香菜とか櫻井孝宏とか沢城みゆきとかを起用して力を入れています。

　単純なSFアクションとして見てもいいですが、ストーリーの奥が深いのでいろいろと考察しながら見ると面白いと思います。


『PSYCHO-PASS　サイコパス』
2012秋アニメ
ジャンル： SFアクション

□評価　　総合　88点(全話視聴後)

　以下、5点満点

物語：　4.5
よく練られているが、全22話は長い気がした。

作画：　4.7

キャラ：　4.5

音楽：　4.7

声優：　4.5

☆ストーリーの問題提起：　5

☆アクション：　4.7

あくまで個人的な評価です！！

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